ドリームの日記

社会の荒波に負けた。

乾くるみ「リピート」で痛感した推しが死ぬ悲しみ

乾くるみの「リピート」を読みました。

あまりにも興奮したので感想を書きます。ネタバレもごりごりします。

 

わたしは何年か前に「イニシエーション・ラブ」を読んで(あ、乾くるみ合わねえな)と思っていて他作品はまったく読んでいなかったのですが、先日友人と好きな小説の話をしていたときに「えー乾くるみおもしろいけどなぁ。リピートとかすごい良かったけど、そうか合わないか」みたいに言われて、人のおススメは読むべきか・・・と思い買ってみました。

 

 

古本屋で買ったら本の中からブラック・マジシャンが出てきてデュエリストの宿命を感じた。

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そもそもなぜ(乾くるみ合わねえな~)と思ってしまったかというと、たぶんわたしが恋愛小説が苦手だからなんですよね。

イニシエーション・ラブも最後はびっくりしたし、すごいと思ったんだけど いかんせんその前段階を楽しんで読めていなかったので(え、このびっくりのためだけにわたしは・・・?)と思ってしまった。これは完璧に苦手分野に挑んだわたしのミス。

 

辻村深月が大好きだけど、やっぱり「盲目的な恋と友情」はダメだったし。人にはそれぞれ好みがある。

 

で、今となってはバカなんですけど、完璧に舐めきって乾くるみ

いや!!!!!!!!!!!! 乾くるみ様の!!!!!! リピートを読み始めたんですよ。バカ!!!!!!!!!!! バカ!!!!!!!!!!!

 

もうね、開始数ページで 数ページで!!!!! (アイヤ~~~~これはもう“おもしろい”やつでは~~~~!?!?!?)となりましたよね。

最高か? 最高なのか?????

 

でもね、わたしのこの(開始早々! すでに! すでにおもしろい!)というのはたびたび外れてもいるのであんまり当てにはならないんですけど。

でもね、リピートは最後までずっとドキドキ。楽しい。かっこいい。

 

主人公は毛利くんという大学生の男の子が主人公なんですけど、ある日突然知らん男から電話がかかってきて「何日の何時何分にどこどこで震度何の地震が起きる」と予言されるんですよ。

で、まあ当たるんですよね。なぜならその風間という男は未来から過去に戻ってきた男だから。ひゅう~~~~~~~~~~~~!!!!!!

 

風間は何度も未来から過去へ行くということを繰り返していて(過去から未来へは行けない。ある未来の一日からある過去の一日への一方通行)その時間旅行に他人9人を連れて行こうと、適当に電話かけた人に予言をした。

 

で、予言を受けた9人は各々信じたり半信半疑だったり完璧信じてなかったりしながらも、時間旅行に行くことにする。つまりリピートですね。

 

毛利くんの他の8人は、

・可愛いOLの鮎美ちゃん

・プロゴルファーの池田さん

・社長の郷原さん

・受験に失敗した坪井くん

・トラック運転手の高橋さん

・研究者の大森さん

・会社員(忘れた)の横沢さん

 

そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

我らが天童さん!!!!!!! ヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

天童さんは、身長190cmを超えるスタイルの良さ、いつもスーツ、シナリオライターを生業とするお方です。

わたしはね、天童さんがもう もう!!! もう大好きで。

 

最初は怖いんですよ。口も悪いし威圧感あるし。

でもね~~~~~~~ 何もかもがかっこいい。冷静。頭いい。何もかも任せたらすべてうまくいきそうと思える。

 

みんなね、他人だし別に仲良くならないんだけど、リピートが本当にできた後は謎の一体感が出て普通に仲良くなるんですよ。

毛利くんなんて、鮎美ちゃんと付き合う。まぁ、毛利くんはリピート前から狙っていたんだけど。

でも別にそんなこといいんだ。わたしは毛利くんにはまったく興味ない。

なんか、けっこう大物感があるらしいし、天童さんもなぜか一目置いてるんだけど、それ、主人公補正じゃね~~~~~~~~???? とか思ってた。なぜならわたしは天童さん推しだから。

 

で、リピートできてみんな喜び~~~だったんだけど、リピート仲間たちが続々殺されていくんですよ。

みんなは一度その過去を通ってきてるので、「こんなこと起きるはずないのに! なぜ!?!?!?」ってなる。そういう話。

 

で、なんやかんやあって、もう一度リピートして生き残ってる奴らは安全に生き直すという流れに。少し違うけど、まぁ、大まかにはそんな感じに。

 

 

わたしはさ~~~~~~~ 毛利くんはもう取り残されてもいい またリピートできなくていい でも天童さんは!!!!! 毛利くんを裏切ってもいいから天童さんは無事にもう一度リピートを!!!!! と思っていたんですよ。願っていた。

できると思ったよ。この願いは叶うと思った。

だって完璧に主導権握ってるの天童さんだったもん。池田さんも毛利くんも、リピートできるかどうかは天童さんの判断次第だったじゃん。

 

そうやって油断させておいてさ!!!!!!!!!! なんで天童さん殺すん!?!?!?!?!?!?!?!? なんで!!!!!!!!!!!!!! 許さん!!!!!! 池田許さんぞ!!!!!!!!!!!!!

 

もういっつも!!!! わたしの推しはいつも死ぬ!!!!!!

十角館の殺人」エラリイも!!!!!! 「水底フェスタ」の日馬くんも!!!!! 「マリアビートル」の檸檬も!!!!!! 「屍人荘の殺人」の明智先輩も!!!!! ジョジョ五部のブチャラティも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな!!!!!! みんな死ぬ!!!!!!!

 

もうさ たまに「日ハム応援してるけど俺が球場に応援行ったら負けるからさ~」とか意味わかんないこと言う奴いるじゃん。その気分ですよ。

もしかしてわたしが推しと思ってるから死ぬんじゃないのみんな。他の人が読んでるのとわたしが読んでるの別なんじゃないの。わたしの読んだリピートでだけ天童さん死んでるんじゃないの。

 

でもさ、天童さん本当は生きてるんじゃないまじで。あんなん毛利くんが「もう死んでる」とか言ってるだけじゃん。ほぼほぼ死んでただけで、リピートできたんじゃない? そう思うしかない。天童さんはもしかしたら生きている。

 

で、リピートはもう最高だったんだけど、最後だけ急転直下すぎるなと思った。オチはあれでいいと思う。いいと思うんだけど、スピード感がすごすぎた。そこまでじゃなくていいとわたしは思った。

だけど最高だった!!!! なぜなら天童さんがかっこいいから!

 

前に会社の人が「タイムスリップものは、後に残す人のことを考えていないとダメ」みたいなことを言っていたんだけど、その部分でもかなり良かった。考えたうえで、捨てていく。その点においては、クソみたいだけど毛利くん良かったよ。

 

あと普通に鮎美ちゃん怖かったよ。怖い。

 

 

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

天童さ~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!! 天童さん生きててくれ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

リピート (文春文庫)

リピート (文春文庫)

 

 

8年ぶりにケイゾクを見たけどやっぱり真山さんが最高にかっこいい

大学生の頃、ケイゾクのDVDを持参した友だちに「渡部篤郎がありえないくらいかっこいいから一緒に見よう」と言われて見て「ありえないくらいかっこいいな!!!!」となりました。

ドラマ最終話の 死んだと思っていた真山さんがいきなり起き上がり柴田を抱き寄せる シーンは、一緒に見ていた2人の友だちと叫び、巻き戻し、また抱き寄せるシーンを見て叫び、巻き戻し、を繰り返しました。沸き起こる真山コール。MAYAMA!! MAYAMA!! あんなシリアスな場面なのに、当時は本当に「真山さんかっこいい」という気持ちでしか見ていなかった。

一緒に見ていた女が「わたしも蹴られた~~~い!」とか叫んでたので、たぶんその影響。恐ろしい話だ。

最後ちゅーするところも3回くらい巻き戻して見た。それ以来、「好みのタイプは渡部篤郎です」って言って生きてきました。

 

そして先日アマゾンプライムに入ったのでいろいろとプライムビデオを見ていたらケイゾクがあったわけです。やったーーーーーーーーーーー!!!!!!!

もちろんすぐに見始めたんだけど、前に見たのが8年ほど前だったので結構忘れてるんですよね。ケイゾクは基本的に一話完結型の刑事推理もので、犯人は何となく覚えてるんだけど、まさかの! 肝心の! 真山さんについてすっかり忘れていた!!!!

 

もう、終盤のシリアス真山さんが印象に残りすぎてて、ポップ真山さんを忘れてしまっていた。真山さん、案外感情豊かなんだよな~~~~~~~~~そうでしたそうでした!!!!

柴田さんの奇行にしっかり突っ込むし、嫌だと言いつつ一緒に捜査来てくれるし、刑事魂という熱い話もする! 落ち込んでたら慰めてくれるしな~~~~もしかして100点では???? 100点の人だったのでは??????

 

毎回の冒頭よかったよね。柴田さんが捜査に行こうとして「柴田ぁ~~?」とか「変だよ! 変!」とか突っ込むやつ。

あと、「泊まると必ず死ぬ部屋」のときに柴田さんの頭の匂い嗅いで爆笑するところも大好き。思わず一緒に笑ってしまうよね。くさいもの嗅ぎたくなる気持ち。

それがね、最終回の「頭がくせえ!」でね、まさかの泣かされるっていうね。ぴゃーーーー!!!! あんなに悲しい「頭がくせえ」、二度とないだろうな。

 

前に友だちと「MAYAMA!! MAYAMA!!」ってなりながら見ていたときは、真山さんの部屋が逆に監視されてる~! あたりからよくわかんなくなっちゃったんですよね。だから本当にただ「真山さんがかっこいい話」としてしか見てなかった。今回ちゃんと見たら真山さんつらすぎない? まじで? TSURASUGINAI???????

 

本来ならさ~~~~~ちょっと軽いノリだけど面倒見のいい刑事だったわけじゃ~~~ん?????? つらすぎない????

なんで真山さんと柴田さんにそんなひどいことするん? つらい!!!!!!

でもやっぱりかっこよすぎる! MAYAMA!! MAYAMA!! 鳴り止まない真山コール!

 

最終話の 死んだと思っていた真山さんがいきなり起き上がり柴田を抱き寄せる シーン、1人で見てても5回くらい巻き戻しました。信じられないくらいかっこいいな真山さん。真山徹!!!!!!! ああーーー!!!!!

 

あとさ、あと最高だったのはドラマ特別篇の最後のシーンでさ、刺された真山さんが(本当になんで真山さんと柴田さんにばっかりこんなひどいことするん?)柴田さんに「何、お前目ぇ、覚めたの」って言ってさ!!!! 柴田さんがうなづいたときのさ!!!! あの!!!! 笑顔!!!!!!!!!!! すき!!!!!!!! すき!!! です!!!!!

だって特別篇、それまでずっとつらかった!!!!! 柴田さんとの距離感!!! 退院の日もストーカーみたいに木陰から見守る真山さん・・・つらい!!!!! それがさ、刺されててもよ! 刺されててもあの笑顔!!!! なぜなら柴田さんの目が覚めて記憶が戻ったから!!!!! あああああああああ!!!!! すき!!!!!

 

本当にもう、真山さんに対する感情が複雑すぎて大変なんだわたしは。

SPECで真山さんが殉職したって聞いたときの気持ち。出演してくれなくていいんだ。いいんだよ いろいろあるんだろうから。忙しいとか。破局とか。

でもさ! 殺さなくてもいいじゃん!!! 真山さんを!!!!!!!!! 真山さんを!!! 殺さなくていいじゃんかぁ!!!!!!!

 

なにさ! なんで真山さんと柴田さんにばっかりそんなひどいことする! 真山さんばっかり! なしてよ!! なしてこんなひどいことする!!!

 

ああああ真山さん!!!!!!!

 

 

 

ケイゾク DVDコンプリートBOX

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リメンバー・ミーの感想を聞いてくれ

ミゲルが最高でミゲルが最高でミゲルが最高でヘクターとイメルダたちも最高な映画!!!!

ネタバレするので観てない人はぜったいに何も知らないまま観てな!!!!!!

 

 

冒頭のプロローグみたいなところ

「プロレスラーの派手なパンツだって!」

声めちゃくちゃかわいいな!?!?!?!?!?!?

なに? だれ? だれ? ミゲル~~~~~~~~~~~~~~!!!! あなたミゲルって言うのね!

 

エクボッ! エクボなし エクボッ! エクボなし

エクボッ!↑↑の発音に少しフフってなった。

 

マリアッチ広場のおっちゃん良い奴かよ~~~ギター!!

うちのミゲリートのはじめてのおんが・・・ババア~~~~~~~~!!!! きーさーまぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!! 

 

 ばあちゃんたちと家に帰るときにダンテが追っ払われたところ、ばあちゃんの「サンダルとってきて」が全然おもしろくなくて(え!? す、すべってる!)と驚愕したのだけど、二度目に観に行ったときは結構クスクス聞こえて(え!?!?!? う、ウケてる!!!!!)ともっと驚愕した。

 

そんで、エルネ、エルネ、エルネストーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!! エルネスト・デラクルスーーーーー!!! ひいひいおじいちゃん! アゴ! アゴ遺伝しなくて良かった!

 

エレナおばあちゃんがギター壊したとき、(あーあやったわ。これでミゲル死んでくそほど後悔するやつじゃん)と思った。

もうさ、死者の国に行くのはわかってたから どこで死ぬんだと ミゲルどこで生死を彷徨うはめになるんだとハラハラしてたら

 

盗みて!!!!! 窃盗て!!!!!!

 

 

マリーゴールドの橋キレイーーーーーーーーーーーーーー!!!!

もうこの映像見れただけでも満足 映画館でこれを見れただけで満足感ある

夢があるよね わたしもその世界いきてえって思うもん

 

そしてヘクターね。我らがヘクターですよ。ヘクターーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

橋渡れないところの描写最高だったよね。埋もれるしかないだろうけどさ、そうだろうけど それでも最高だった。

 

このとき、パパ・フリオたちはヘクターに反応してないのよな。

この人だってところまでは知らんのかな。

知ってたらアタフタしそうだよね。

 

そんでイメルダ出た!!! PCを悪魔の箱って呼ぶところとかひいひいばあちゃんみを感じる! 良い!

てかこれって時代的には現代なのか? そこらへんは謎だった

 

許しを与えてもらってそっこーで約束破って戻ってくるのは普通に笑った。

ここは一度目も二度目もウケてた。

 

あと「許し」って言ってたけど字幕だと「祝福」なのかな?

日本で上映する前に海外で観た人の感想では「祝福」って書いてあった。

祝福のほうが何かメキシコっぽい感じはする。イメージだけど。

 

そんでイメルダ以外に許しをもらおうとしたときのさ!!!!!

 ロシータおばさんたちがママ・イメルダにびびって拒否してる感じの中さ!!!!

ヴィクトリアおばさんの!!! 毅然とした断り方!!!!!!!!!!! ヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

「自分の意思です」感よ!!!! あたしゃヴィクトリアおばさん好きなんだ

ヴィクトリアおばさんはサンダルをつくるのが得意

 

 

 「俺ヘクター!」「それは良かった」のところも最高でしたね。

何も噛み合ってない。

ていうか、常にミゲルの声が 声が 声が 声が 声が最高でもう何も言えない。

なにあれ。やばくない? 本当に声変わりしたの? まじで? なんで?

 

「待ってくれ少年!」はぜったい物真似できるようになりたい。

待っ↑↑てく↓れ↑ 少年! あのイントネーション。

 

 

 

骨メイク最高かよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

 わたしミゲルの骨メイク好きすぎて 好きすぎてもうアレ。

そんでアレブリヘのペピータちゃん こえ~~~~~~~~!!!!!

足跡まで見えちゃう! 丸見え!

 

ていうか、アレブリヘって普通に使われすぎてて、まあ会話から何となくわかるけど実際何なの? と思って調べてみた。

www.labrava.jp

 

こちらが一番わかりやすかったです。

「ふう~~ん」と思いながら読んでたら唐突に出てくる「ミゲル」。

ええーーーーーーーーーー!!! ミゲル!!!

 

フリーダ・カーロ(ヘクターが女装してるダンサー)が実在の人物だというのは知っていたけど、ミゲルも実在の人から名前取ってたんか~~~い! すき!

ミミミミゲリーーーーーーット!!!!

 

 

 

で、来ちゃいましたチチャロン。

ヘクターがパクったチチャロンの私物の中に大腿骨があって笑った。チチャロンも大腿骨を貸すなよ。

憧れのファニータ。二度目の死。

チチャロンのハンモックにいろんな物が乗ってるのが悲しかった。

 

でもさ!! 憧れのファニータ聴いてるときのミゲル最高にかわいかったですよね!!!!!!!!!!!!!

え? ヘクター歌うん? あ、ここ座ろ。 みたいなさ!!!!!!!! ミゲル!!!!!! 骨メイクミゲル!!!!!!!

 

 

そしてーーーーーーーーーーーーーー!!!!! そして!!!!

ウン・ポコ・ロコ! ヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

もうさ みんなさ 「そ~らの~い~ろは~」を聴いたときに(はっ!?!?!?!?)ってなったよね????????????

やばくない? やばくないミゲル まじ歌うまいとかのレベルじゃなくて本当に生まれてきてくれてありがとう・・・・・・・・・・・・

 

盛り上がってる観客の骨たちと一緒にわたしもクライマックスになってた。

ヘクターが「ミミミミゲリート!」って言ってるのも もう もう もう言葉にならない。ありがとう ありがとう。ありがとうミゲル ありがとうヘクター。

 

 

ヘクターとミゲル(最高)のケンカするところ

わたしここのミゲルだけは少し許せなくてよぉ

ダンテに暴言を 暴言をはくじゃないですか ひどい。ダメ。

ダンテのあの悲しそうな顔

 

しかも、ミゲルこれ最後まで謝らないんですよ。

「いい子だぞ!」とかは言うんですけど その前に「ごめんね」でしょミゲル! めっ! いつかおしりぺんぺんしに行くからな!

 

イメルダの歌 あのときイメルダぜったい柵の間すり抜けられただろ 骨だし

 

 

そんでよお

きましたね 「みな~さん ようこ~そ こんにちは こんばんは」

!?!?!?!?!?!? ひゅう~~~~~~~!!!!!!

「こんにちは! こんばんは みなさ~ん ようこ~そ」

ミミミミゲルゥーーーーーーーー!!!! やっぱりお前は最高だ。

 

あの あの あのハモリ

流れてるエルネストの歌とミゲルのハモリ!!!!!!!!!!!!

「音楽は僕の心 どこへだぁ~~~って~~~~!」だと思ったら「音楽は僕の心~~~~の声だぁ~~~~あああ~~~~!」だった。

これ再現できないよ 意味わからない音程 ハモリ ハモリ ミゲルミゲルミゲル。

 

おんが~くは ぼく~のワァ!!!!(ドボン)

ここ みんな絶対真似するでしょ

 

 

これ歌ってるときに 「聴いて~くれ~る みんなが 僕~のか~ぞく~さ~」で悲しくなった。エレナおばあちゃんたち。イメルダ

 

 

再びの エクボッ↑↑ エクボなし

孫の孫なんだ~~~~! ほのぼの

エルネストが花火に喜ぶところいいよね

 

 

ヘクターがフリーダ・カーロに変装してパーティ会場へのゴンドラ乗ったときに、ようやく(あ、ヘクターがひいひいおじいちゃんじゃん)って気付いた。

みんなどこで察した?

 

でもヘクター殺されてたとは露ほども! 露! ほど! も! 

回想シーンの「チョリソーじゃないか?」は笑った。

 

 

でさーーーーーー!!!! ヘクターに謝ってさぁ! ヘクターには謝れるんだよな。今度ダンテにも謝っておいてねミゲル。

 

そんでさーーーーーーーーー!!! ヘクターのさ! リメンバー・ミーですよ。

俺のココ!!!!!!!!!!!!!!

最後の「ミー・・・・」はヘクターだけで歌ってるのせつねえよな。

あとココの声かわいすぎません? ミゲルに次いで。

でもココ幼さのわりに結構しっかり歌えるんだなって思った。

 

ていうかリメンバー・ミーって邦題まじで優勝だよね。

umeyum.hatenablog.com

 

 

いきなりかわいくなるペピータちゃん こわくない もうこわくない

ペピータちゃんに乗ってるイメルダの笑い方よかったよね ミゲルを見おろしながらにこやかなやつ

からの「ヘクター」(くそ嫌な顔)

 

ダンテとも再開 ミゲルは謝らないけど、でもダンテは嬉しそうだからいいか。

ダンテ飛ぶところは少し笑った そんな王道のやつ

落ちたーーーーーーーーーーーーー!!! からの、いるやつ

 

 

ここからはヘクターはもうずっとかわいい おっさんなのに 意味がわからない

かわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペピータちゃんから降りるときの、手!!!! イメルダへのエスコート!!!

 

そしてさ、ミゲルがヘクターは悪くなかったんだよ! と言ってるときのさ、あの「しゅん」とした顔!!!!!!!!!! ヤーーーーーーーーーーーー!!!!

帽子持ってさ! しゅんとしてさ! ヤーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

ココが忘れかけてて消えそうなヘクター

もうさ、倒れるところヒロインじゃん もうヒロインだったヘクターが。

 

 

で、オスカルおじさんとフェリペおじさんが案外好戦的だったところを経て

 

経て!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

イメルダの!!! 哀しきジョローナ!!!!!!! ああっ!!!!!!

 

 

最高か? 最高なのかイメルダ???????

エルネストが入ってくるところもすげえ良かった。エルネストお歌は上手なんだよな、ヘクターよりも。わたしの好みか?

 

 

イメルダとヘクターがいい感じになってほっとするも、するも、

ミゲルーーーーーーーーーーーー!!!! すげえあっさり落とされて逆にびっくりした。逆に。逆に!!!!!!!

 

エルネストがステージに戻ったときの空気、イイイイイイイってなった

いたたまれなくて リメンバー・ミー歌って即たまご投げつけられたところとか

 

 

でも観客が「見て!」って言ってミゲル戻ってきたときの一体感良かったよな

わたしもあそこにいて「ひゅう~~~~~~~~~!!!!!」って喜びたかった。

 

 

 

でさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!

ここからよ。もう、ヘクター倒れててさ~~~

ミゲルが「嫌だ!」って泣いてるんですよ。わたしも号泣。すでに。すでに号泣。

 

でも、イメルダの「条件なしでね」は余計だよ思った。わかってるよそんなことは!

 

 

しかし しかしすでに号泣であるにも関わらず 関わらず!

なんなんだママ・ココーーーーーーーーーーーーー!!!

ミゲルが思い出させようとしてるの見てさ、もうわかってるじゃん

(ああ、ここでリメンバー・ミーね)ってわかるじゃん

なのに悲しいんだよ!!! ココ、ヘクターを思い出してぇぇぇぇってなるの! なぜ?

そして「リメンバー・ミー」というタイトルの良さよ。ありえん。ありえん!!!!!!!!!

 

ていうか、ココの皺!!! 皺! えっやば 皺だけ実写じゃん

ママ・ココの皮膚だけ実写 皮膚実写

 

 

エレナおばあちゃんを今回は止めてくれたお父さん お父さんありがとう

 

 

来ますよ それでは来ますよ とうとう来ますよ

 

 

「りめ~んば~みぃ~~~~」

ああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

もう力技 泣かせ方が力技なんだよピクサー

わかってたんだよ この流れ全部わかってたけど ありえない量の涙。意味がわからん。

 

 

そんで油断させておいてさ

このリメンバー・ミーで号泣ゾーン終わりだと油断させておいてさ

 

「音楽はいつまでも」やばない?

やばくない? YABAKUNAI?????

 

何がってもうさ、ヘクターよ。

ヘクターが写真飾ってあるって判明してさ! マリーゴールドの! 橋を! 渡るときの! あの! 表情よ!!!!!!!!!!! ヤーーーーーーーーー!!!!!!!

 

なにあの表情 もうここが一番泣きました ヘクターよ まじヘクター

そんで後ろではミゲルの最高の歌が流れてるわけでしょ?

 

最高の情報量が多すぎてパニックですよね 歌詞といい、家族が楽器弾いてることといい、少し成長したっぽい歌い方といい

パニックのまま「Fin」とか出てさ こっちまだ狂ってる状態なのに

 

もうありがとう ミゲルありがとう ありがとうミゲル

ヘクターイメルダありがとう・・・

 

 

 

もうすぐ公開終わるから、最後にもう1回観に行こうかな

みんなにサントラ貸したい 海外盤のウン・ポコ・ロコと哀しきジョローナの良さよ。

 

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DVD出たらみんなで観ようね。

 

 

リメンバー・ミーという邦題の素晴らしさ

リメンバー・ミー観ましたか? 最高の映画でしたね。

ネタバレするので、観ていない人はぜったい読まないで何も知らないまま観に行ってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなどこで一番泣きました? わたしはね~~~~~最後ヘクターがマリーゴールドの橋を渡るところ~~~~~!!!!!!

 

ミゲル(最高)とココのリメンバー・ミーですでに限界突破だったのに、最後油断してたところでヘクターのあの!!! あの顔ですよ!!!!!!!!! ヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

死ぬよね。何かしらの感情で。

 

 

 

感想とかはまた改めて書くとして、リメンバー・ミーってタイトル素晴らしすぎません? こんなんもう優勝じゃん。

 

わたし初回は母親と観に行ったんですけど、その帰りにドヤ顔で「ピクサーって原題そのまま持ってくるよね。ほら、トイストーリーとかバグズライフとか全部英語じゃん」って語ったんですよ。

リメンバー・ミーピクサーじゃなかったら日本語のタイトルにされてたんじゃないかな」ってドヤってたんです。

 

母親は全然違う方向見ながら興味なさそうに「私を思い出して?」とか言ってました。

 

 

で、その後Twitter見てて気付いたんですけど、「Coco」でした。

原題は「Coco」でした。リメンバー・ミーの原題、「Coco」。

リメンバー・ミー」は邦題。

 

恥ずかしいし恥ずかしいし恥ずかしいしドヤったのが実の親でまだ良かった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!

 

ていうか、「カールじいさんの空飛ぶ家」とか「レミーのおいしいレストラン」もピクサーだわ。普通に日本語タイトルあるわ。

ま~たわたしのオチャメなところ出ちゃったな。早とちり。

 

 

Cocoはもちろんひいおばあちゃんのココのことで、ココがめちゃ重要だってことはわかってるんだけど、でもリメンバー・ミーってタイトル見たら圧倒的にリメンバー・ミーのほうが好きだなわたしはーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

 

なんかもうさ、ヘクターが「俺のココ・・・」って言ってからのリメンバー・ミーがずっしり来るじゃん。

どこがどう素晴らしいとか言えないんだよ このタイトルの良さ。

リ、リ、リメンバー・ミー・・・! 好き、良い・・・! としか言えないんだ。

 

ヘクター「リメンバー・ミー

わたし「そのとおり」みたいな感情なんだよ。

 

 

なんかさ、モアナのポスターが女性軽視でどうのこうの、日本スタッフはどうのこうのみたいな話あったけどさ、リメンバー・ミーって邦題見てみ?

最強じゃん。世界制覇だよ。

 

リメンバー・ミーってタイトルつけてくれた人ありがとう~~~~~~!!!! うえ~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!

 

 

ということで最高の映画リメンバー・ミーはタイトルでより最高になってるって話です。

あと5000回観に行きたいね。

 

 

Wi-Fiがない間していたこと

4月はじめから2週間ほど、Wi-Fiがつながらないまま生活していた。

普段わたしは家に帰ったらゲームをして、ゲームをして風呂に入って、ゲームをして眠るという生活をしているのでWi-Fiがないと何をすればいいのかわからなくなってしまった。

 

ということもなく、普通に楽しく過ごせた。

いつもはゲームのマッチング中にせかせか読み進めていた本をゆっくり読んだり、スマホのマンガアプリで普段は読んでいないものを1話から最新話まで読んだりした。

 

ピンチだったのは、何も考えずにスマホを使っていたこと。

映画「リメンバー・ミー」が最高すぎたので、ひたすらyoutubeリメンバー・ミーの楽曲を流していた。

そっこーで通信制限ギリギリになった。

あとスマホゲーム。アビスリウムやりすぎた。

でもデイリーはクリアしないといけないし・・・1日5000回画面をタップしないといけないし・・・。

 

そんなこんなで、とりあえずリメンバー・ミーを聴くのは諦めて、何か違うことをしようと考えた。

 

わたしの家はテレビ線をつないでいないので、ゲームをするかリメンバー・ミーを流さないと無音になる。

なので、ネットのつながっていないPS4で永遠と最高の映画「ジュラシックワールド」を流すことにした。

 

なぜなら、英語を喋れるようになりたいから。

以前、英語ペラペラの従姉妹に「勉強しないで簡単な英会話を覚えたいんなら、学園ものの海外ドラマをセリフ暗記するまで見な。それで何て言ってるかわかるようになったら喋れるようになってるから」と言われたことがある。

でも学園ものはあまり好きではないので、すでにほぼセリフを暗記しているジュラシックワールドを常に流すことにした。

 

従姉妹が学園ものを勧めた理由は「家族、友人、先生(目上の人)という実生活で関わるすべての人との会話が入っているから」なんだけど、それ以外にもやっぱり学園もので見なきゃダメだなというか、ジュラシックワールドじゃダメだなと思うことが多々ありました。

 

ジュラシックワールドは第一に、みんな早口。

だって命かかってるからね。ゆっくり喋れないって。

 

セリフはほぼ暗記してるから映像を見ると何の話をしてるのかはわかるんだけど、英語がまったく聞き取れなかった。

DVD流し始めて3日目あたりで、絶対におかしいだろって思い始めた。

「恐竜がそこにいる!」ってセリフで「ウチュチュウィキュー!」なんて言わないだろと思って、試しに音声も字幕も英語にしてみた。

 

 

ウチュチュウィキュー! なんて言ってなかった。

with you! のところがもうね、ウィキュー! にしか聞こえないのよ。

 

 

イッカレフォン!!!! ってのも絶対おかしいだろと思って。

「擬態だ!」ってセリフで「イッカレフォン!」って言わないだろって。

 

 

言ってなかった。

 

 

カモフラージュを早口で叫びながら言うとカレフォン!! に聞こえるらしい。

ていうか、これを聞き取れたところで「擬態だ!」って口に出す機会は永遠にないだろうな。

 

それと、基本的に「Run!!」とか「Now!!!」とか単語で伝えてくる。

長々と話している時間ないからね。恐竜に食べられちゃうし。

今後とっさに「逃げて!!!」って言う機会もないだろうな。使いどころないな。

 

というわけで、やっぱり勉強せずに英会話を覚えたいんなら学園ものを見るべきだと思いました。

 

あとは、ジュラシックワールド流しながら塗り絵してた。

おそらく15年ぶりくらいの塗り絵。

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100均で買ってきた。どうぶつの気球を塗る気にはなれなかった。

でも案外楽しいので、最終的に睡眠時間削って塗り絵するはめになりました。

 

今後はゲームのマッチング中に塗り絵しようと思います。

 

『ぼぎわんが、来る』実写映画化やったね

澤村伊智さんの『ぼぎわんが、来る』の実写映画化が決定しましたね。

主演は我らが岡田准一さん。ひゅう~~~~

 

わたしぼぎわん大好きなんですけど、映像化するなら2作目の『ずうのめ人形』のほうがいいんじゃないかな、と思っていて。

もともと映画のためにつくった話じゃなくて、ホラー小説を映像化するってなったときに、小説だからこそ怖い話と、映像化したときにより怖くなる話ってあると思うんですよ。

まぁたいがい小説だからこそ怖いんだけどさ。文字で読むことを前提にしてるんだから。

 

ただ、例えば日本ホラー界の伝説「リング」は映像化でより怖くなったと作品だと思います。

 テレビから出てくるところとか、映画にしかないからね。原作読んだとき貞子がテレビからニュルってならなかったのでびっくりした。

あと、副監督? だっけ? の人がまつ毛全部抜いた話も有名ですよね。

 

原作はなんか謎解き要素が多くて段々貞子の真相がわかっていくのがとてもおもしろかった。映画はただただ怖かった。どちらもサイコーかよ。

あと主題歌が普通に明るい歌なところもお気に入り。

 

で、ぼぎわんは、そのビジュアルが想像だからこそ怖いと思うんですよ。

実際に見えたら、少し滑稽に思えてくるのではと心配。口のでかさとか。

個人的に、ぼぎわんは小説だからこそ怖くて、ずうのめはビジュアルで見たときにより怖くなるのかなと。

日本人形ってなんかもう怖いし。

 でもデビュー作だし、同じキャラも出るしまずはやっぱぼぎわんからじゃないとダメなんだろうな。

監督は中島哲也さんだから演出とかでゴリゴリ怖くしてくれそうだしいいか。

 

あとは、ぼぎわんのあの三部に分かれている感じをどう映画にするのか楽しみ。それともしないのかな。ずっとあのイクメン男を中心にやっていくのかな・・・でもそれじゃ根本が違うしな・・・

と今からいろいろ楽しみに考えています。

 

ぜったい映画館で観ようね。

 

 

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

 

 

なんでもないけど覚えてること

なんでもないけどなんかずっと覚えてること せっかくだから記録しとこうと思います。いつか見て懐かしむ用に。

 

■小学生のとき

 

毎朝友だちが家まで迎えに来てくれてたんだけど(ピンポンを押して勝手に玄関に入って待っててくれる)待たせてるから急いで玄関に向かったら階段から落ちてすごい痛かった。あとすごい恥ずかしかったけど、なぜかそれを見てた友だちのほうが恥ずかしがってて、悪いことしたなと思った。

 

天気予報にない豪雨があり、傘を持っていなくて学校から帰るときに絶望した。当時は携帯なんてもちろんなかったので、親に連絡することもできず。もう覚悟を決めて学校を出たら、数メートル歩いたところでお母さんが車で迎えに来てくれた。何を強がったのか「雨の中歩いて帰るのも楽しそうだったのに~」とか言い出したクソガキの頃。

 

当時好きだった男の子と一緒に下校していたら、荷台が丸々取り外されている、すげえアンバランスなトラックを見て2人で爆笑した。幸せかよ。

 

バトミントンクラブに入っていたときに、体育館で大の字になって寝そべっているクラスの男の子がいたので、ラケットでカンチョーしたら金玉に当たってまじ泣きさせてしまった。このとき初めて金的というものの存在を知った。ごめんな加藤。

 

 同じ学年でかっこいいなぁと思っている女の子が、真冬でもダウンジャケット一枚で通学していて、スキーウェアを着ている自分が恥ずかしく、朝同じ道で会うときは道のはじっこに隠れていた。後々めちゃ仲良くなり、いまも仲良し。すげえや。

 

その女の子と一緒に通学するようになり、彼女は厨二真っ只中だったので「いま死んでも別に困らない」「道路に突き飛ばしていいよ」と言ってきて困った。高校のときにこの話をしたら「ヤダーーーーー!!! 二度とその頃の話しないで!!!」と怒られた。最近また話してみたら爆笑していたので良かった。黒歴史を乗り越えた強い女になったな・・・。

 

その女の子は5年生のときから160cmあった。一緒に帰ってるときに、その子の知り合いのおばさんに「あら~妹いたのかい。仲良いね」と言われてわたし妹にされたのだけど、その子はまったく否定しなかった。なんで?

 

ミニバスケットボール少年団に入っていて、年下の女の子が見学に来たのでかっこいいところを見せたく、めちゃ張り切ってぜったいに入る位置からシュートしまくった。後日、入ってくれたので良かった。

 

かっこいい女になりたくて、髪の毛をベリーショートにして刈り上げまでしてた。どう見ても少年で、もちろんいろんな人に間違われたのだけど母親はいつも訂正してくれていた。でもある日一緒にお洋服を買いに行ったとき、お店の人に「お兄ちゃん」と呼ばれたけど訂正してくれなかった。その日から母親は訂正するのをやめた。面倒になったらしい。そういえば最近、その頃の写真を彼氏に見せたら「これ弟でしょ?」と言っていた。

 

憧れていた1個上のかっこいい女が卒業するときに、アディダスのタオルをあげた。首をかかげて笑いながら「ありがとう」と言われてかっこよくてかっこよくて死んだ。そのまま生きてたらたぶん恋愛対象は女性だったと思う。今そのかっこいい女は法的に男になって女性と結婚した。めでてぇ~~~~

 

 真冬の日、一緒に下校していた友だちと雪の山にいじわるする男子の名前を書いて、2人でその場所を蹴りまくった。その遊びは、しばらくわたしたちの中ではやった。やり方が小心者すぎる。

 

バスケットボールの大会で遠征したときに、すごい田舎に行ったのだけど、そこで走っていたら口の中に何かが入った。すぐに吐き出して怖くて見なかったのだけど、たぶん蛾だと思う。地獄か?

 

お誕生日に親から買ってもらったリュックで学校に行ったら、それと同じのを持っていた子が、他の子とコソコソ「あれ・・・? パクリ・・・?」とか言い出して(うるせぇ~~~~~!!!)と思った。次の日からはランドセルに戻した。こいつも今すげえ仲が良いので、今度会ったら文句言って殴っておこうと思う。

 

6年生を送る会というのがあり、うちの学年は「夜空ノムコウ」を歌うことになった。なぜか伴奏はなくボイスパーカッションで。小学生にボイパやらすな チャレンジ精神が過ぎるんじゃ。全学年124人くらいのうち、ボイパを希望したのは6人。わたしはボイパ組みにいた。なんでだ 大人しく歌っておけ そのチャレンジ精神は何なんだ。毎日「ドゥンツク ドゥンツク」練習して本番はヘッタクソなボイパと夜空ノムコウで6年生を送り出した。6年生も「なんでだよ」って言っていただろうな。

 

放課後のクラブ活動で、ひまわり学級と一緒に遊ぼう! みたいなクラブの部長をやっていた。そこで先生の指導のもとポテトチップスをつくってみんなで食べていたら、まだクラブ活動できない学年の女の子たちが来て、教室の外からチラチラ見ながら「え~~~いいなぁ~~~~~」「食べたいね~~~~~」と言ってきたのでドアを閉めた。

 

1人で下校していたら、カラスが集団ですごい追いかけてきて(と、当時は思った)本気でダッシュして逃げていたら、たまたま通りかかった叔母が車に乗せてくれてなんとか助かった。あれ、本当に追いかけられていたのか ただの妄想だったのか未だに謎。でも本当に怖かった。

 

5年生になったときに、新任の先生が全校生徒の前で挨拶をしていて、男の先生が「大きな声の!!!! 長谷川先生です!!!! よろしくお願いします!!!」と叫び出して、友だちと「あの先生が担任だったら絶対に嫌だね」と話していたら担任だった。すげえ良い先生だった。

 

仲の良い友だちと、昼休みになると図書室に行って「体育倉庫の跳び箱の中に住んでいるネズミ」という話をつくって2人で爆笑してた。幸せかよ~~~

 

通学のときに通る道にログハウスのレストランがあったんだけど、客の入りがなさすぎて「あそこのレストランはネコを殺して料理している」という1つも根拠のない噂が流れ、小学生は全員それを信じていた。

 

友だちの家に遊びに行ったら、「リカちゃん人形の髪の毛洗おう!」と言われて一緒に洗っていたのだけど、いきなり「髪型が変~~~」と言い出しリカちゃんの髪の毛をハサミで切った。わたしは(リカちゃん人形を使い捨て扱いかよ! 金持ちの子じゃ~~~)と少し震えた。

 

 

おわり。