ドリームの日記

社会の荒波に負けた。

札幌お化け屋敷2019「ふたご霊」舐めてたら普通に声出た

わたし実家が札幌でお盆に帰省しましてね。地元の友だちと「おいおいお化け屋敷行こうぜ~~~!」っつって行ったんですよ。4人で。ちょっと内輪ネタもあるんですけど「ふたご霊」すげえ楽しかったんで聞いてください。

 

あの、有名なお化け屋敷プロデューサーの五味さんがね、つくってるっていうね、あの~、怖いやつです。4人のメンバーのうち、わたしを含めた3人は2015年に「ゆびきりの家」(同じく五味さんプロデュースのお化け屋敷)に行ったことがあって、「怖かったよね」「ね、でも大丈夫だったね」「案外叫ぶところはなかったよね」みたいな感じだったんですよ。おもしろかったけど、「キャアーーーーーー!!!」みたいなのはなかったよね、みたいな。

 

なので「最初に叫んだやつジュース奢りな~~」みたいな感じで行きました。28歳なんですけど。高校生みたいなノリですけど、今回のわたしたちの集まりは「高校生の頃の青春を取り戻す」がテーマだったので許してください。なんならプリクラも撮ろうとしてた。(高校の頃にあったプリクラコーナーがいつの間にかなくなってて断念した。これが時の流れ)

 

もう4人で遊ぶのが楽しくて「知能」とか「28歳」とかそういうのは全部捨ててたんで、一人が「俺もう酔っ払ってるからさ(お化け屋敷の前にもんじゃ食いながらお酒を飲んだ)お化けも倒しちゃうかもしれない」とか言っても笑って許した。この日のわたしたちはイキっても許される高校生だったので。

でもすごい並んでて1時間くらい待ったので、イキってたやつが「酔いが醒めたから倒せない。怖い」って言い出してから、どういう陣形で進むのか揉めた。4人中3人が怖がりだった。詰み。

 

1列のドラクエスタイルは怖すぎるということで、2人2人の2列になることに。グッチーしてチーム分けするも、最初に決まったわたしともう一人のペアが怖がり度的に防御力低すぎてやり直した。茶番。やり直した結果、唯一怖がりじゃない女とペアになったので喜んだが、怖がりじゃないゆえに「前歩くわ」と言い出した。怖い。わたしはホラー大好きだけど自分が体験するのは怖い。かわいいところあるので。

 

ペアの女に「手つないでてね!」と言ったら割とマジできもがられた。わたしだって手はつなぎたくないが、怖いので仕方ない。無理やり腕組んで入ることに。入った瞬間真っ暗。真っっっっっっっっっっ暗。一歩先も見えない。まじ。そんで入った瞬間、後ろから「うわあああ! 暗い!!!」って声が聞こえた。イキりおじさんが入って1秒で叫んだ。終。

 

「もう叫んだのかよ~」「ジュース決まりじゃん」「叫んでません~~」みたいなバカの茶番やってる間にペアの女がズイズイ進んでいく。この暗闇の中お前だけ道見えてるの? てか怖いからもうちょっとゆっくり進んでよ。とかそういうの全部無視して進んでいく。なに? 呪われた?

 

このお化け屋敷のミッションでは「縦に真っ二つに切られてる人形を一つに合わせる」という、よくそんなTHE怖い設定思いつきましたねみたいなことやらされるんですけど、ペアの女は人形の片割れ見つけてこっちが「うわ! まじで半分だ怖い!」みたいに言おうとしてる「うわ!」のときにはもう手に取ってましたからね。お前には躊躇とかそういうのないの?

 

そんでもう片方の人形があって「これくっつけたら絶対バーーーーンなるやつじゃん!」って言おうとしてる「これ」のときにはもう無言でくっつけてんの。心の準備とかさせろや。人の気持ち考えたことないのかこの女は? そんで「バーーーーンなるやつじゃん」って言ってるときには本当に「バーーーーン」なって後ろでイキりおじさんが「キャアーー!!!」言ってた。詰め込みすぎ。1コマにいろいろ詰め込みすぎだからもうちょっとゆっくりやってくれ。

 

ペアの女はズイズイ進むし、ほかの三人は怖いのでゆっくり行きたいしで2列の陣形はほぼ崩れ、遠くのほうからイキりおじさんの「みんなどこーーーーーーー!!!」って声が聞こえて笑った。イキりおじさんとペアの女の「●●がはぐれたーー!」も笑った。笑ってペアの女振り返ったらお構いなしに進もうとしてるので本気でゾっとした。こいつまじで呪われてんじゃねえの?

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「いつから一人なの!?」ってパニックになったらしい

 

あとなんか、その人形くっつけたことによってうちら呪われちゃったらしくて、周囲からめちゃくちゃ「呪ってやる・・・」って聞こえるんですよ。呪ってやる・・・呪ってやる・・・呪ってやる・・・呪ってやる・・・呪ってやる・・・呪ってやる・・・呪ってやる・・・呪ってやる・・・って言われて、「うちら人形くっつけろ言われたんだがーーーーーー!!!」っつって駄々こねながら進みました。

 

そんで呪いをとくための条件が書かれてるノートがあったんですけど、読みきれないうちにバーーーーーーーン!!(怖い) なって真っ暗になっちゃって「え? え?」「どうすればいいの?」「双子の手を? え?」とか言ってたら、お姉さんにアナウンスで「進んでください」とか言われちゃった。ごめんなさい。

ペアの女が「字が汚くて読みきれねえんだよ」とか言い出して、お前久しぶりに会話できたと思ったら文句かい。いっそ呪われてろお前はぁ。

 

それでですよ。それで最後にね、すっごい怖いところ通らなきゃいけないんです。絶対何かあるでしょってもうわかりきってるところ。「嘘でしょ!?」って言ってる間にペアの女はツカツカ進むし、おそらく「後に通るほうが危ない」と判断した裏切り者の女がわたしの順番抜かしてダッ!! っつって通るし、わたしも「てめえ!」って言いながら追いかけて、もう怖かった。ダッ!!! じゃねえんだよ。順番を、守れ。

 

そんなこんなで、舐めてかかったら普通に声出るくらい怖かったです。何回か「うわあ!」っつったわ。ペアの女でさえ、最後のおどかしのところで「うわっ」って言ってた。イキりおじさんは何回か叫んでたし。ジュース買ってもらいました。高校生なので。あーーーーーーーーー楽しかった。

9月11日までやってるみたいなので、札幌ノルベサへGO。