ドリームの日記

社会の荒波に負けた。

あやかしの人魚が楽しかった話

先日、池袋サンシャイン水族館でやってるお化け屋敷「あやかしの人魚」に行ってきました。

あれね、夜だけお化け屋敷とコラボするやつね。

去年もやってたけど行けなかったのでリベンジしたのだ 嬉しすぎ。

 

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お化け屋敷プロデューサーとして有名な五味弘文さんのやつですね。

わたしは何年か前に五味さんプロデュースの「ゆびきりの家」に行ったことがありまして。女友達3人でお手手つないでビビりながら楽しみました。

それがすごい楽しかったので、今回も期待期待期待! という感じで。

 

並んでたら小学生を連れてる親子が2組くらいいて「ぜったい泣いちゃうじゃん!」って思った。

「その場でうずくまってしまう人もいた」と聞いていたので。

 

数人のグループごとに入場するのだけど、その際にタッチペン付きの音声ガイドを渡されます。

水族館内には、いくつかのチェックポイントがあり、そこにタッチペンをタッチすることによって耳元のヘッドフォンから人魚の語るストーリーが聞ける。

途中のチェックポイントで水槽があからさまに赤くライトアップされていて、あそこのストーリーぜったい怖いじゃん!!!!! ってなった。

 

まぁ、ストーリーはあくまで「これを踏まえたうえで」ってやつなので、そこまで怖がるところはないです。ここでは夜の水族館を楽しんでほしい。寝てる魚が一番怖かった。

 

ストーリーをぜんぶ聞くと、音声ガイドを返して「この先、人魚がいますよゾーン」に突入します。

係りのお兄さんに「鐘が鳴ったら、絶対にその場から動かないで下さい」と言われたんだけど、そのお兄さんが怖い感じにライトアップされながら話すから、こういうところまで計算されてるんだなぁすげえ! と思ったよ。

 

ちなみに、ストーリーを聞き終わった人から「人魚がいる怖いゾーン」に突入するので、他の人たちとタイミングが違ったら、自分たちだけで行くことになる。

それめっちゃ怖すぎるだろ。

 

わたしたちは、ちょうど小学生の男の子とその母と一緒に行けた。

ただ、先を歩いていた男の子が「お母さん、あの人たちに先に行ってもらおうよ。ぜったい前の人が襲われるんだよ」って言い出して思わず「まじで!?」って言っちゃった。

そんでめっちゃ怖かったけど、前を歩いてあげました。大人だから。

 

 やや怖いゾーンを歩いているとかすかに聞こえる鐘の音。

思わず立ち止まってこわいこわい言っていたけど、何も起こらない。

ぜったいこれ動くじゃん! って思って見てたやつも1mmも動かない。

後ろでじっとしてる男の子もこわいこわい言いながら「??」ってなってた。

そんで進んでいったらまた係りの人がいて、「この先鐘が~」って説明が始まった。

わたしたち、耳がよすぎて全然関係ないところで律儀に立ち止まってたらしい。

小学生まで巻き込んで。

 

すげえ恥ずかしかったけど、気を取り直して進んでいたら、さっそく「ゴーーーン!!」「ゴーーーーーン!!!!」って鐘が鳴った。この大きさは間違いなく鳴っている。

そんで立ち止まったら、横を普通に係りの人が歩いて行って「え、めっちゃ普通に歩くじゃん」って言っちゃった。

 

そこで起こることは内緒ですけどね、小学生の男の子は「ぎゃーーーー!!!」言ったあとに「もう一回! もう一回!」って楽しんでたよ。無邪気。

 

あくまで水族館とのコラボなので、脅かし要素は結構少なくて、水族館そのものも楽しめてよかった。そんで怖いところは集中して繰り出してくるので、ぎゃーーーーー!!! 言いながら楽しんでほしいと思う。

わたしは何が来るのかわからないときが一番怖く思ってしまうので、ぎゃーーー言わなかったけど、今後は積極的に叫んでいきたい。そのほうが楽しいと思う。

 

一緒に行った人は、最後の脅かしのところで普通にすっころんでたよ。

サンシャイン水族館の年パスも買ったので、今度は普通に昼間も楽しんでみたいと思います。